神戸山手大学の行木です。
ゼミ生の力でワークショップの準備はだいたい終わったんですが、もうひとつ「タイムスリップカメラ」という出し物も準備しなければなりません。
これがいま、非常に難航してまして……。
しくみはこうです。
まずは、USB接続したカメラで人の写っていない背景を記録します。
これを画像Aとします。
ちなみにこれは私の部屋です。汚くてすみません。
そこに人が入ってきます。
これを画像Bとします。
画像Aと画像Bを、はしっこのドットから比較していきます。
AとBで色が変わっているドットは人が写っている部分です。Bをそのまま残します。
色が変わっていないドットは背景です。そこは昔の花隈の写真(下)に置き換えます。
そうすると、花隈の写真の上に人が合成されます。
これを画像Cとします。
手前の芸者さんを切り抜いた画像を用意して……
画像Cの上に合成すると、まるで昔の花隈の風景の中を散歩しているような画像ができるじゃありませんか!! これを画像Dとします。
画像Dを1秒間に12回更新することで動画として表示します。
つまり、ビデオカメラの前で動きまわれば、動いている自分がリアルタイムで花隈の写真に合成されます。
そして、お客さんが「ここ!」といったところで画像を出力し、プリンターで印刷してお渡しする、というしくみです。
……
……なのですが、画像Dを見えてもらえば分かるとおり、自分の影も差分として判断して残してしまってますね。なかなかうまく背景だけが抜けてくれません。
影を見逃すよう、条件判断をいじるんですが、そうすると今度は人間の身体の方に、背景が透けた穴がぼこぼこできていって……。
うーん、あしたが本番なのに!
どうしよう。
まずいなあ……。
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